喘息を持病に持っていると、いつ発作が起こるかと不安になることも多いでしょう。

ヨガは、ただポーズをキープするだけでなく、呼吸に重点を置いているので、喘息にも効果的です。

今回は、喘息に効果的なヨガのポーズをご紹介します。


1.どうしてヨガが喘息に効果的なの?

ヨガでは、深く長い呼吸を続けることが重要です。

喘息は、呼吸が浅いと良くなりませんが、ヨガで呼吸が深くなると、改善につながります。

さらに、リラックス効果もあるので、特に大人の喘息で原因の一つとされるストレス解消にもなります。


2.喘息に効果的なヨガのポーズ①かんぬきのポーズ

ヨガのかんぬきのポーズは、ひざ立ちからスタートします。

腰に手を添えたら、右ひざを立てて右の股関節を90度外側に開きます。

右足の親指側のラインが、左足のひざのある位置と同じライン上にあるようにします。

右手で右ひざの内側を押さえて、息を吸いながら左手を空の方に上げます。

骨盤は正面に向けたまま、右の股関節を外側にくるりと回すようにします。

下腹部を軽く引き締めて、下半身を安定させましょう。

息を吐きながら右ひざを伸ばし、上半身をゆっくりと右側に倒していきます。

耳と肩を遠ざけ、肩の力を抜きます。

股関節から上半身を倒しますが、前のめりにならないようにするのがポイントです。

視線は左手の指先に置き、3呼吸程ポーズをキープします。

ゆっくりと上半身を起こし、反対側も同じようにおこないます。

右ひざを伸ばすとお尻が後方に引けてしまうようなら、無理に伸ばす必要はありません。

右ひざを曲げたままで、上半身を倒してください。

右のつま先を空に向けると、足の裏全体も同時に伸ばすことができます。

かんぬきのポーズは、呼吸機能の改善に効果があるので、喘息にも効果的です。

ひざに痛みがある場合は避けてください。


3.喘息に効果的なヨガのポーズ②山のポーズ

ヨガの山のポーズをする時は、自分自身が不動の山になったイメージを持っておこなってください。

まず、足の親指の付け根を揃えて立ちます。

こうすると、自然に足が揃うでしょう。

足の親指の付け根からかかとまでのラインと、小指の付け根からかかとまでのラインでしっかりと床を押すようにします。

足全体で床を踏みしめる感覚が分かるはずです。

この時、足の指はしっかりと開き、骨盤を正面に向けます。

下半身を安定させ、山のようにどっしりと立ちます。

左右の腰骨も水平になるよう調整します。

腰が反ってしまわないように、おへその少し下に力を入れます。

みぞおちとおへそを背骨の方に近づけるようにすると、姿勢がきれいになります。

逆に腰が丸まることもないようにしましょう。

肩の力を抜いて、耳と肩の距離を遠くにします。

耳、肩、かかとを結んだラインが一直線になれば、正しい姿勢です。

正面に視線を向けたまま、自然な深くて長い呼吸を続けます。

胸の前で合掌して呼吸を続ける方法でも構いません。

合掌する場合も、肩に力が入らないように注意してください。

どうしても姿勢が安定しない場合は、足を腰幅に開いて立つといいでしょう。

骨盤に歪みがある場合、足を揃えて立つのが難しいこともあります。

足を腰幅に開いて負担を軽減する方法からスタートし、体の歪みが調整されてから足を揃えて立つ方法に移行すると無理なく続けられます。

慣れるまでは、壁に背中をつけると姿勢を取る感覚がつかみやすくなります。

一度鏡で自分の姿勢を確かめてみるのも手です。

姿勢が整えば、壁から背中を離したり鏡から視線を外した上で、正面に視線を向け呼吸に集中します。

体の歪みをとり、深い呼吸でリラックスすることで、呼吸の促進をおこない喘息の改善に効果を発揮します。